GREETING |
/ 代表あいさつ |
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フルステムは「再生医療をより身近に」していきます
最近では再生医療としての細胞治療が行われるようになってきましたが、その多くの現場において、患者1人の 1 治療分の幹細胞を得るために、数名の臨床培養士が煩雑な作業を重ねています。間違えが無いように緊張感をもって、数百枚の培養皿をすべて手作業で処理している現状を見て、今後の再生医療の普及や治療の一般化には、1人で安全・簡単に大量培養を行う方法が必要であると感じました。それには、幹細胞用に特化しており、治療に十分な細胞量を確保できる新しい培養方法が求められています。その視点において、我々は不織布という足場素材を活用することで、大量の細胞を安価に培養する方法を確立することが出来ました。
さらに、弊社が開発した高密度3D大量培養装置および回収法を利用すれば、たった1人での簡単操作で約100回分の治療用細胞(1x10^10個以上)の大量培養と回収が可能となります。また、「誰にとっても安全で使いやすく」をコンセプトに、最適な培養キット化やプロトコール設定を行っております。
当社の開発技術を用いた臨床研究および治療や、治療用の細胞製造、エクソソーム製造を志向できるパートナー様を随時募集しております。
どうぞよろしくお願い致します。

千葉 俊明
PROFILE |
/ 会社概要 |
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HISTORY |
/ 沿革 |
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2016年8月17日 | 創業者の幹細胞培養経験および不織布からの革新的細胞回収技術、に基づいて起業を計画 |
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2016年8月25日 | 沖縄県那覇市天久を本社として、株式会社フルステムを設立 |
2016年12月 | 不織布による"複雑足場材からの有効な細胞回収法"に関する特許を出願(2020年特許取得) |
2017年4月 | 沖縄県事業「先端医療産業開発拠点形成事業・再生医療の実現のための産業技術開発」事業に参入 |
2018年2月 | "細胞培養装置"に関する特許を出願(PCT出願中) |
2018年4月 | 沖縄県事業「先端医療産業開発拠点実用化事業(不織布を利用した細胞培養技術等)」を事業統括組織として受託し、病院連携コンソーシアムによる不織布培養技術の治療実証を目的としたプロジェクトを開始 |
2018年8月 | 沖縄県うるま市の沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター101、108に研究室およびオフィスを開設 |
2019年11月 | 沖縄開発金融公庫・BORベンチャーファンド・沖縄タイムスよりシード出資を受ける |
2021年1月 | 沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターに、エクソソーム研究用クリーンルームを開設 |
2022年3月 | 三井化学株式会社との共同研究を開始 |
2023年6月 | 内閣府沖縄総合事務局「沖縄型スタートアップ拠点化推進事業」を受託 |
2023年8月 | 経済産業省「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」を受託 |
2023年10月 | 幹細胞産生物の受託解析サービスを開始 本社をうるま市州崎12-75(沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター内)に移転 |
2024年4月 | 321FORCE™に対して、第三者割当増資を実施 |
2024年8月 | カリーファンドに対して、第三者割当増資を実施 |